当事業所では海洋・水産・気象関連のデータ処理・解析や数値計算を主に行っていますが、他分野の諸計算・統計解析業務についてもお受け致します。個人やNPO、NGOのお客様も歓迎致します。

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このページでご紹介している図は当事業所のデータ図表化のページで表示しているサンプル図の一部を拡大表示したものです。なお、図によっては、最新のデータを使用したものに差し替えています。

上図は赤道上東経165度に設置された中層係留系に設置されたADCPにより観測された流速の東西成分(赤が東向き)で、米国NOAAのPMELがインターネットで公開しているものです。この係留系の設置場所は外洋ですが、潮汐成分がかなり強く、カットオフ周期30日のローパスフィルタを適用しています。100m程度より深いところにある東向流(黄〜赤)は赤道潜流ですが、エルニーニョが終わった後1998年半ばには、かなり強くなり、また表面近くまで上昇していることがわかります。なお、表面から75〜150m付近まで楔状に伸びている赤や黄色の部分は西風バーストと呼ばれる比較的強い西風によって生じた東向流で、1996年末から1997年後期のエルニーニョ期にかけて頻繁に発生致しました。

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